ちょっと前の出来事ですが、4月16日の衆院外務委員会で立憲民主党・小熊慎司衆院議員が以下のような発言をしました。
「アメリカの言っていることは無理難題だし、理論もめちゃくちゃだし、何の整合性もないわけですよ。不良少年のカツアゲに近いですからね」
と、トランプ関税を批判したのです。
おとなしい日本人がよくぞ言った!
彼は石破総理が言えないことを言った!
と、全体的には評価する声が多かったようですが、マスコミで大きく取り上げられることはありませんでした。
アメリカへの忖度があったのかも知れませんね。
さて、この「カツアゲ」。
自慢にもなんにもなりませんが、私、若い頃に、2度カツアゲの被害に遭っています。
ざっと申し上げると、最初は、高校2年生、学校からの帰り道。
わずかなお金と、持っていたEPレコード(BlondyのHeart of the Grassだったか?)を盗られました。
友人2〜3人と一緒に歩いていたのに、私だけが路地に引きづり込まれた理由は今も定かではありません。
2度目は、横浜のハマボール近く。
日暮れ時、大学の女友達と一緒に歩いていたところを3人の男に囲まれ、数千円巻き上げられました。
「あとで返すから、後日事務所まで来てくれ」
いやいや、行けないっすよ笑。
っていうか、無事に帰ってこれないっしょ・・。
まあ、2件ともケガを負うことなく済んだので、良かったとするしかないですね。
キーボードで「かつあげ」と叩くと「喝上げ」と変換されました。
「恐喝」の「喝」と「巻き上げる」の「上げ」から生まれた言葉のようです。
ちなみに、現在21歳のセガレに聞いてみると、言葉は知ってるけど、自分はもちろん、誰かがカツアゲされたという話を聞いたことがない、とのことでした。
時代が違うんですかね・・。
昔より平和になったんですかね・・。
「全国カツアゲ被害件数統計」なんてないでしょうから、調べようもありませんが・・。
否。
そうではないです。
私は高校時代、髪型はオールバックでした。
そして、大学時代はアフロヘアで、派手なシャツを好んで着ていました。
私とセガレは、青春時代の外見、態度、風貌、挙動、所作等々が全然違っていたと気付きました。
物騒な話はこのくらいにして、「かつ揚げ」の話をしたいと思います。
とんかつをはじめ、あじフライ、牡蠣フライなど、揚げ物は美味しいですね。
しかし、健康診断後の「脂っこい食事は控えめに」という医師からの忠告が、揚げ物の外食にブレーキを掛けています。
ですから、決して多くの店を知っている訳ではありませんが、印象に残っているとんかつ店が2軒あります。
まず、上野にある「ぽん多本家」さんです。
ホームページには「日本のカツレツの生みの親《島田信二郎》の技を受け継ぎ、現在4代目」と紹介されていて、低温から10分以上時間をかけてじっくりと揚げるのが特徴です。
衣の色がやや白っぽいとんかつの美味しさはもちろんのことですが、個人的には、入口に目立つ看板がないため、初めて入店するときに、かなり勇気が必要だったこともインプレッシブでした。
2軒目は、京都の「とんかつ一番」さん。
創業は1960年ですから、ほぼ私と同級生。
住宅街にポツンとある昭和レトロな店構え。
そして、カウンター5席とテーブル3席のこじんまりとした店内。
ところがミシュランガイドのビブグルマンにも選出され、毎日行列ができる人気店なのです。
サクサクとした衣に包まれたジューシーなとんかつは満足度100点満点です。
デミグラスソースも絶品でした。
さて、最後に、とんかつには欠かせないキャベツの千切りについて。
日本で最初に「とんかつ」を出した店は、銀座の老舗洋食店「煉瓦(れんが)亭」で、2代目店主の木田元次郎氏が考案したそうです。
しかし、付け合わせを担当していた若いコックが兵役に取られ、困っていたときに思いついたのがキャベツの千切りでした。
当時は野菜を生で食べる習慣があまりなかったそうですが、初めは驚いていた客も、揚げ物と生野菜の組み合わせは次第に評判になっていったそうです。
その後の研究で、キャベツには胃もたれを防ぐ効果のある「キャベジン」が含まれていることも判明しました。
「キャベジン」には胃腸の粘膜を正常に整え、消化を助け、胃もたれを防ぐ効果があると言われており、脂っこいとんかつを食べても胃もたれを抑えることができるそうです。
単に相性が良いだけでなく、理にかなっていたという訳ですね。
とんかつを食べる際は、健康診断の結果用紙を思い出しつつ、キャベツを多めにいただきたく存じます。
そして、ジャイアンツのキャベッジ選手の打撃成績がもっと上がるといいな・・とも思う今日この頃です(関係ないか)。