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053 万死一生

我が家のセガレは小学校6年生です。
つい先日、中学受験を終え、運良く第1志望の学校から合格をいただきました。

そして、今日、2月11日は、「統一招集日」でした。

これは、一部の私立男子校が同じ日、同じ時間に実施している「合格者招集日」のことで、例年2月11日の13時なのだそうです。

因みに、この招集に応じないと、入学拒否と見なされます。

なぜ、同じ日時に保護者同伴で招集するかというと、学校側が入学予定者数を把握し、定員充足に向けて必要な 「繰上げ合格者」を出すことができるからと言われています。
即ち、この日は、繰り上げ合格連絡の日、でもあるのです。

昭和55年3月、私は、第1志望だった大学の合格発表から漏れました。
遺憾ながら、第6志望の大学への入学を決めました。
入学金に加え、授業料も振り込みました。

その後、高校の同級生とスキーに行きました。
誰がどこに受かったとか、様々な情報が入ってきました。
なんだか、凹みました。
苗場のシングルリフトで寒風にさらされ、いじけたのを覚えています。

スキー旅行から帰宅したその夜、自宅の黒電話が鳴りました。
昼はスキー、夜は麻雀という3泊4日から戻った私は、かなりヘトヘトでした。
家人が誰も電話をとらないので、舌打ちしながら嫌々受話器を取りました。

「はい、もしもし・・。」
「山田様でしょうか。こちら、横浜国立大学経営学部学務課の中村ですが・・・」

ありゃりゃ、受験の時、何かやっちまったかな??
確か、タバコは吸っていないよな??
不正行為なんて、ゼッタイしてないし・・。

瞬間パニックに陥りましたが、電話の趣旨は「繰り上げ合格」でした。

あるんですね。こういうことって。

そして、今日。
塾で親しくさせていただいたお母さんから、一報がありました。
ご子息が開成中学に繰り上げ合格になったと。

18歳の春を思い出しました。
我が事のように嬉しかったです。

052 行儀作法

昨日は昼間も気温が上がらず、雪にならなかったのが幸いという寒い日でした。
そんな天気のせいもあり、私は自宅で一日中パソコン仕事をしていました。

しかし、今日は天気予報も晴れ。気温の予想も昨日比プラス5度。
ここぞとばかりに、早朝から神社へ出かけました。

訪れたのは、千葉神社。
その摂社である千葉天神に、以前息子の中学受験合格祈願に訪れたことがあります。
先日、無事に千葉県内の中学校から合格通知を頂戴できたので、御礼に伺った次第です。

参拝を済ませて帰りの電車に乗ったときのことです。
私は一番後ろの車両の、その最も後方に座りました。
車掌さんに一番近い場所ですね。

千葉駅は始発なので、座って発車を待っていると、目の前に20代の男性が座りました。
その男性は、座るとすぐにバッグを膝に置き、中からコンピニ袋を取りだしました。

出てきたのは、缶コーヒーとドーナツ。

私にとっては参拝帰りですが、時間はまだ午前8:30。
比較的空いている車両の一番隅で、朝食を食べようと思ったのでしょう。

男性はドーナツをビニール袋から少し出して、美味しそうに食べ始めました。
先程、タリーズコーヒーで抹茶ドーナツを我慢した私には、とても美味しそうに写りました。

すると、ドーナツの食べかすが膝に置いたカバンに2つ3つ落ちました。
塊ではなく、ほんの「食べこぼし」です。

気付いた男性はその食べかすをつまむと、私の予想と反する行動をとりました。

彼は、その食べかすを、食べているドーナツの脇から、袋にそっと入れたのです。

そうです、車内を汚すことなく、ビニール袋にしまったのです。

私だったら・・・・、
ひょっとしたら・・・・、
指ではじいて、電車の床に落としたかもしれません・・・。

少しダブダブのジーンズとハイカットのスニーカーの口を大きく広げて履いていたその男性。

車内で食べる行為は、におい・咀嚼音など、問題もあろうかと思います。
しかし、車内を汚さなかった彼の行為は、称賛に値すると思います。
これが電車の中でなければ、本当に品格があると言えるのでしょう。

何となく、複雑な光景ではありました・・・・。

051 珍味佳肴

もうひとつ京都ネタです。

さて、今回購入したお土産は以下の通りです。
中年オヤジが、お菓子ばかり、しこたま買っちゃうのです・・・・。

☆満月の「阿闍梨餅」
☆洛匠の「わらび餅」
☆西利の「千枚漬」
☆マールブランシュの「茶の菓」
☆亀屋良長の「焼きカカオ」
☆豆政の「丹波黒 黒豆チョコ」ほか
☆Frais Frais Bonの「濃厚チーズケーキ」
☆塩芳軒の「雪まろげ」
☆鶴屋吉信の「柚餅」

京都土産について評論したり、ご教示するほどの知識は持ち備えていませんが、何度か行って感じたことを書き流してみたいと思います。

一番人気は、阿闍梨餅ではないでしょうか。
ジェイアール伊勢丹の地下や、京都駅ビル専門店街・The CUBEの売り場は、いつも大行列です。
並びたくないならば、京都駅八条口の近鉄名店街・みやこみち内の「ハーベス」というショップに行くことをお薦めします。ほとんど行列することなく購入できると思います。
究極の裏技は・・、
日本橋三越地下1階に菓遊庵というコーナーです。
入荷状況は日によってまちまちですが、日本中の銘菓を扱っていて、かなりの確率で阿闍梨餅に遭遇できます。
態々京都まで行かなくても、結構お手軽に買えるんです(笑)。
ちょっと身も蓋もない話ですが・・。

それから、最近、マールブランシュが人気を集めているように思います。
毎回、大行列を目にします。
これを手っ取り早く買うには、新幹線の改札内をお薦めします。
ホームに上がる前に、特設の売り場があり、ここは空いています。
確か試食もできると思います。

個人的には、豆政の豆菓子が好きです。
特に、「弥次喜多 京の豆道中 わさびピーナッツ」がイチ押しです。
我が家の息子もこれが大好きです。
わさび味が結構強いので、「鼻痛ぇ〜」と半分泣きながら、喜んで食べています(笑)。
ちょっと高級バージョンの「京の町かど 丹波黒 黒豆チョコ」、これもおいしいです。
今回は、わさびx3、黒豆x2、お買い上げしました。

今回購入した中で、最も感動したのは、Frais Frais Bonの「濃厚チーズケーキ」です。
正直申し上げると、現地に行くまで知りませんでした。
実は、デパ地下で5〜6人が行列しているのを見て、思わず並んでしまったのです。
詳しいことは分からないのですが、ネットでも購入可能だそうです。
Frais Frais Bonは「フレフレボン」と読みます。
皆さん、お暇な時に検索してみて下さい。

050 思慮分別

京都ひとり旅の雑文3つめです。

行きの新幹線での出来事です。
私の席は3人席の窓際でした。

座ってまもなく、隣に小学生の兄弟がやって来ました。
「まさか、子供2人だけ??」と思った次の瞬間、後部座席に座るお母さんが視界に入りました。
3人並んで座席が確保できなかったんですね。

そこで・・、
「あの〜、座席替わりましょうか?」と申し上げ、私は1列後ろの通路側に移動しました。
まだ20代にも見える若いお母さんでした。
ちょっと良いことをしたかな、などと思いながら読書をしてその後を過ごしました。

京都駅が近づいた頃、前の座席の親子がなんとなく気になりました。
「車内で騒ぐこともまったくなく、ずいぶんおとなしい男の子だな・・。」
「まだ下車していないはずだよな・・。」

荷物をまとめ、降りる準備をして立ち上がると、その親子は肩を寄せ合って爆睡していました。
なるほど、これならおとなしいはずです。朝早くて、きっと眠くなってしまったのでしょう。

しかし・・、
元々の私の座席に、京都から誰かが乗ってきたらどうするんだろう??

よく考えてみれば、席を交替する時に、先様の目的地を確認するべきでした。
親切心でしたことですが、思慮が足りませんでした。

ひとこと伝えようと思っても、親子3人は、深い夢の中です・・。
声を掛けることを躊躇い、私は京都駅のホームに降り立ちました。
今の座席のまま、目的の駅まで到着できますように、と祈りながら。

049 喜色満面

ひとり京都旅行の続きです。

私の御朱印デビューは、一昨年の秋でした。
何の知識もないまま、圓光寺と詩仙堂で書き置きをいただきました。
そして、次に訪れた赤山禅院で御朱印帳の購入を勧められ、それが都七福神の御朱印帳でした。

翌年1月にはえびす神社、六波羅蜜寺、革堂で各々恵比寿神、弁財天、寿老人の御朱印をいただき、松ヶ崎大黒天、萬福寺、東寺の3ヶ所が残っていました。

そして、今回の旅で、その3箇所を巡ることができ、めでたく結願となりました。

都七福神御朱印

都七福神御朱印

こうして7つ揃うと、有難みがより増しますね。
見ているだけで、笑顔になってきます。

ましてや、すべて揃ったのが1月10日。
関西では、1月15日までを松の内と呼ぶ、と聞いたことがあります。
足かけ3年要しましたが、1月のこの時期に都七福神が結願できて、とても嬉しく思います。

そして、各所で御朱印を筆書きしていただいた方々に、改めて御礼を申し上げたいと存じます。

追伸:
みなさん、「結願」って読めますか?
「けつがん」ではなく、「けちがん」です。
わたしはこの旅行中に知りました。
教えてくれたのは親友のたけちゃんです。
なお、神仏に願をかけることは「発願」と書いて、「ほつがん」と読むことも彼から学びました。
博学です、彼は。
私は勉強が足りません・・。

048 加持祈祷

本日、京都へひとり旅に行ってまいりました。
一昨年11月、昨年1月についで今回が3度目の「ひとり京都」です。

今回の主たる目的は、息子の中学受験合格祈願です。
当初、試験前に京都を訪問するのは無理だろうと思っていましたが、カミさんに背中を押され、急遽向かうこととなりました。

東京駅から、のぞみ号の始発に乗り、8時過ぎに京都へ着きました。
東京と同様、京都も陽射しが暖かい新春でした。

まず、息子を授けてくださった上徳寺さんには元気で試験に臨めるようお願いし、その後、伏見稲荷大社さんで商売繁盛を祈念しました。

北野天満宮さんへは10時少し前に到着しました。
それでも、既に多くの参拝客が訪れていました。
この時期ですから、その大半は、受験生なのでしょうね。

絵馬を奉納するにもかなりの行列でした。
すると、私の後ろに並んでいた老夫婦の会話が耳に入ってきました。
(実際は京都弁での会話でしたが、正確に再現できませんので、東京下町語に訳します)

「おい、絵馬にどう書いたんだ?」
「志望校に合格できますように、としか書けないわよ。どこに行きたいのか知らないもの。」
「なんだ、確認してないのか。じゃ、京大と阪大って書いておけ!」
「だめよ、そんな適当なこと書いちゃ・・。」

きっと、お孫さんのために参拝に来たのでしょう。
微笑ましいというか、ちょっと乱暴なご祈祷ですね(笑)。

そして、すべての参拝が終わったあと、境内で出張販売していた長五郎餅2個入りを買いました。
おやつ代わりになるかな、と思った次第です。

もちろん、御朱印もいただきました。
正月期間は、混雑のため書き置きでの対応でしたが、正月限定の「慶春」と書かれた御朱印をいただくことができました。

狙っていた御朱印帳も2冊購入できました。
どちらも昨秋に発売が開始された新製品で、そのうち1冊は、表紙が木製です。
宝物がまたひとつ増えました。

境内では、温かい陽気に誘われて、梅が一部咲いていました。
受験の前に、梅の花を見ることができて、幸先良い気分になりました。

北野天満宮の梅(2016年1月10日)

北野天満宮の梅(2016年1月10日)

青い空とのコントラストがあまりにキレイで、しばし見とれてしまいましたが、気づくと、予定よりも行程がだいぶ遅れていました。

仕方なく、予定していたランチをパスして、次なる目的地へ向かいました。

そして・・、
結局・・・、
今回のひとり旅の昼食は、長五郎餅をふたつ、途中のお寺のベンチで頬張っただけ、という事態になってしまいました。

でも、買っておいてよかった・・。

047 謹賀新年

あけましておめでとうございます。
2016年が皆さんにとって、実り多い年となりますよう、祈念いたします。

さて、弊社の住所は江東区平野です。
かつて貯木場として有名だった江東区木場に接しています。
材木業者の大半は新木場に移転しましたが、現在もなお、一部にその面影を残しています。

突然ですが、「木場の角乗」って、聞いたことありませんか?
これは、木場で働く筏師が鳶口一つで太く大きな丸太を自由に操り、筏を組む仕事の中から生まれた民俗芸能です。
水に浮かぶ角材を自由に操る見事な技は、江東区民祭りで見ることができます。
毎年10月に開催されていますので、貯木場の故地である木場公園へ、ぜひ足をお運び下さい。

さて、ここで木場の歴史をご紹介しましょう。

江戸時代はじめ、材木は日本橋あたりの河岸に置かれていました。
しかし、寛永18年(1641年)の火事を契機に、木置場が深川に移ります。
はじめは、現在の江東区佐賀・福住一帯に設けられました。
その後、元禄12年(1699年)この地域は御用地とされ、
代わりに現在の木場一帯があてられました。

(木場町と命名されたのは、元禄16年(1703年)のことです。)
ところが整備が進まず、猿江に一時移ります(現在の猿江恩賜公園一帯)。
木場に再移転したのは、元禄14年(1701年)でした。
そして、昭和48年から材木業者は新木場へ移転を開始し、
木場は木材流通の中心地としての役割を終えました。

さて、下の写真をご覧下さい。
弊社近くの深川資料館通り商店街にある、善徳寺北側の正月飾りの写真です。

IMG_4730のコピー

深川に材木商や材木置場があった頃は、このような飾り付けがあちこちで見られたそうです。
そういえば、今オールプレス・ロースタリー&カフェがある場所も元は材木屋さんで、このような正月飾りで有名なスポットでした。

来年の干支がカラフルに描かれた横には、こんな文章が書かれています。

 新春を寿ぎ
 新しい年が
 輝かしい
 発展の年と
 なりますよう
 あなたに逢えて良かった
   深川資料館通り商店街協同組合
   協力 株式会社多田銘木店

また、弊社付近はお正月期間は深川七福神めぐりで賑やかになります。
毎年元日から1月15日の8時から17時まではご開帳期間なので、色紙と笹・鈴の授与があります。
(善徳寺さん脇の正月飾りも1月15日頃まで設置されているはずです。)

今年は三が日の天気予報も良好のようですから、ぜひ、東京の下町に足をお運びください。

046 半信半疑

今回も漢字の話題です。

画数の多い漢字は何?と聞かれて思い浮かぶのは、どんな漢字ですか?
私がとっさに浮かんだのは、憂鬱の「鬱」でした。
(といっても正確に書くことはできませんが・・)
この漢字はどうやら29画のようです。

それでは、最も字画が多い漢字は一体何画なのでしょうか?
調べてみると、84画の漢字があるようです。

その漢字は、まず、「轟」という字と同じように、雲を3つ並べます。
(「䨺」です。)
そして、その下に龍を3つ同様に書きます。
(「龘」です。)

それで一字です。
「たいと」「だいと」「おとど」と読むそうです。
(書き方は下図のとおり2種類あるのだそうです・・)

82画

その由来は・・・、

昭和のある日、とある大手証券会社に大金を持って現れたその人物が、名刺に残していったと伝えられる。
当人は、その時に「たいと」と名乗ったそうだ。
ただ、電話帳など他の姓のデータには見いだすことができず、当時は用いることが可能であった仮名(かめい)ではないかと推測される。

即ち、実際に存在したかどうか不明の「伝説の苗字」だそうです。
ちょっと実在したとは考えにくいですね・・。

ここで、面白い情報をひとつ。
北松戸駅前に「おとど」というラーメン屋があるそうです。
そうです、上記一文字が店の名前なのだそうです。
店の看板や暖簾には、あの漢字が大きく明示されているとのこと。
実際にこの漢字を目の当たりにしたら、何か感じることがあるかも知れません。
ちょっと行ってみたくなりますね。

ここで紹介した文章は、三省堂ワードワイズ・ウェブに詳しく掲載されています。
なかなか興味深いサイトですので、一度ご覧いただきたく思います。

余談:
因みに、憂鬱の「鬱」の書き順、ご存じですか?
最初に「木」を書いてはいけません。
上段中央の「缶」から書き始めて、左側の「木」、右側の「木」という順、だそうです。

045 遠路態々

漢字は奥が深くとても難しいですが、学べば学ぶほど新しい発見がありますね。
我々印刷業は文字を扱う商売ですから、漢字に対する知識は重要だと思っています。
漢検準一級の受検を断念した私が言うのもなんですが・・。

漢字は書くことはもちろんですが、読みも侮れません。
著名人が漢字を読み間違えてしまったネタもたくさんありますね。
最も有名なのは、麻生太郎さんの「みぞうゆう(未曾有)」でしょうか(笑)。

アナウンサーが生放送で漢字を読み違えてしまった、なんてことも結構あるそうです。
「訃報」を「とほう」
「西瓜」を「にしづめ」
「近藤勇」を「こんどういさお」などなど・・。

読売巨人軍の前監督・原辰徳さんの母校「東海大相模」を「とうかいおおずもう」と読んだアナウンサーもいたとか??

そういえば私にも苦い思い出があります。
社会人になってまもなく、会葬礼状の組版をしていた職人さんにこう尋ねました。

遠路たいたいご会葬いただき・・」ってどういう意味ですか?

すると、

「お前は大学まで出てるくせに、何を勉強してきたんだ!」
「遠路わざわざと読むんだ!」

文選の職人さんにひどく叱られました。

遠路態々

この字が読めませんでした・・。

昔の職人さんは、学歴なんかなくても漢字を良く知っていました。
そして、一日中立ち仕事に耐えうる体力も持っていました。
時代は移れど、私も、DTPオペレーターも、見習うべき点がありますね。

【補足】
文選とは活版印刷の工程のひとつで、原稿に従い、活字棚から活字を拾うこと。
一方、文選職人が拾った活字を並べ、組み版を整える工程を、植字といいます。

044 覆水不返

平成7年11月5日、私は34歳の時に結婚しました。
即ち、明後日結婚20周年を迎える訳です。

こういう節目を大事にするのは主に女性で、男はズボラなことが多いですね。
かくいう私も、数ヶ月前には「今年で20年なんだ・・」と意識していたのですが、暑さが一段落した頃にはすっかり忘れていました。

改めて思い出したのは、先日横浜で親友のたけちゃん夫妻と4人で食事をした時。
デザートのプレートに「20years Anniversary」と書かれてあったのです。
たけちゃんは、我々の20周年を覚えていてくれて、サプライズを仕掛けてくれました。
それにしても、友人から気付かされたというのは、我ながら情けなかったですね。

後日、20年という大きな節目ですから、記念に何か欲しいものを買ってもいいよ、とカミさんに言いました。

ところで、結婚20年は「ナニ婚式」と呼ぶのでしょうか?
そこを知ることがまずは道理だと思い、早速ネットで調べてみました。

1年目 紙婚式
2年目 綿婚式
3年目 皮婚式

いろいろあるんだなあ・・。

5年目 木婚式
6年目 鉄婚式
7年目 銅婚式

なるほど・・。徐々に硬いもの・価値あるものに移っていくのか・・。

10年目 アルミニウム婚式
15年目 水晶婚式
20年目 磁器婚式

じきこんしき??
正直、もうちょっと格好いいネーミングなのかと思っていました。
例えば25年目の「銀婚式」のように。

ひょっとして・・、20年ってさしたる節目ではないのか??
ということは・・、カミさんへのプレゼントは5年後の銀婚式でいいか??
何はさておき・・、男に二言が許されるか??