月別アーカイブ: 2017年2月

101 七珍万宝

御朱印を集めはじめて、早2年以上が経ちました。
最近は、御朱印帳を様々なカテゴリー別に分けています。

☆天満宮用(vol.1〜3)
☆八幡様用
☆護國神社用
☆全国一の宮用
☆東京十社用
☆京都の神社用
☆京都のお寺用・・・・ etc

分けているがために、持っていく御朱印帳が増え、ややこしくしているきらいがあります。
先日京都に行った際にも、5冊の御朱印帳を持参しました

ところで、御朱印ブームの影響か、オリジナル御朱印帳を扱う神社が増えている気がします。
また、御朱印帳に比べればわずかですが、「御朱印帳袋」を販売しているところも見受けます。

私の使用している御朱印帳袋は、母のお手製です。
以前紹介しましたが、2種類持っています。
ほかに、京都の石清水八幡宮と、広島の厳島神社で購入したものを所有しています。

そして、先日梅花祭の見学に訪れた北野天満宮でも、御朱印帳袋を販売していました。
これが4〜5回目の参拝になりますが、かつて御朱印帳袋が販売されていた記憶がありません。
ネットで調べてみても、特にヒットしないし・・・・。
ひょっとしたら、発売されたばかり??!!

☆右は以前購入した御朱印帳です。

100 雪裏清香

週末、また、京都へ行ってまいりました。
毎年2月25日に行われている、北野天満宮の梅花祭の見学が主たる目的でした。
梅花祭とは、菅原道真公の祥月命日に行われる祭典で、約900年の歴史があります。

この日は、三光門前広場で「梅花祭野点大茶湯」も催されます。
お茶を振る舞ってくれるのは、上七軒の現役の舞妓さんたち。
これが(特に男性からの)人気を集めている要因のひとつです。
野点に参加するには、1,500円の野点拝服券を購入しなければなりません。
このチケットは当日の購入も可能ですが、1ヶ月前も前から販売されています。

また、この時期、梅苑が公開されています。
開苑期間は梅の開花状況にもよりますが、例年2月初旬から3月下旬です。
様々な種類の梅の間を縫うように散策路が延び、お茶とお菓子を供する茶屋も開かれます。

しかして、私が北野さんに到着したのは午前9時10分頃。
既に、野点に参加する人たちがかなりの行列を作っていました。
この時点で野点への参加は断念し、梅苑の見学をメインに行動することに決めました。

拝殿で手を合わせ、古いお札やお守りを返納し、新しいお札を買い、御朱印もいただきました。
9時40分。
梅苑の公開は10時からですが、開苑を待つ30人ほどの列の最後尾に並びました。

そして、10時。入場料700円を納め、中へ通されました。
入園チケットには、茶菓引換券が付いていて、苑内の茶屋でいただくことができます。
まずは梅を愛でてから・・・・とも思いましたが、花より団子とばかり、休憩所へ向かいました。

椅子に腰掛け、梅茶とお菓子をいただきながら、数分携帯でLINEに興じ、顔を上げると・・・・、
茶屋はほぼ満席となっていました。
この時、10時7分でした。

この日は土曜日と好天とが重なったことで、混雑にさらなる拍車がかかったのでしょう。
しかし、広い梅苑内のベンチで梅に囲まれていると、まさに癒やされる思いでした。
暖かな初春の陽射しのもと、穏やかな時間を過ごすことができました。

「桜切る馬鹿、切らぬ馬鹿」という故事があります。
桜は幹や枝を切るとその部分が腐りやすいが、梅は余計な枝を切らないと翌年花が咲かなくなる。
そんな剪定方法の違いを教える言葉ですが、梅の剪定には、大層手間が掛かるのでしょう。
天満宮の梅を支える関係者の方々に、感謝の意を表したいと思います。