088 一粒万倍

一粒万倍。
一粒の種でも、蒔けば万倍の一万粒にも増える。
だから、少しのものでも粗末にはできない、という意味です。

Wikipediaによると、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は何事を始めるにも良い日とされ、特に仕事始め、開店、種まき、お金を出すことに吉とのこと。
但し、借金をしたり人から物を借りたりすることは、苦労の種が万倍になるので凶とされる、のだそうです。

大安・仏滅を意識することはあっても、一粒万倍日は忘れられがちですね。
因みに、一粒万倍日は「選日」の1つです。
選日(せんじつ)とは何かを調べると・・・・、

暦のひとつで「撰日」、または「雑注」ともいう。
暦の種類は「六曜」「七曜」「十二直」「二十八宿」「九星」「暦注下段」など様々だが、これら暦の「暦注(=暦の注釈で、その日や時間、方位など決められた吉凶のこと)」に含まれなかったすべての日のこと。
選日の多くは、その日の「十干十二支」の組み合わせから、吉凶が判断されている。
(http://happism.cyzowoman.com/jiten/koyomi/post-277.html)

何が何だかさっぱりわかりませんね・・。
そして、選日には、一般に以下のものがあります。

  • 八専:気が乱れ、物事がうまくいかない。神事や弔事は行えない。
  • 三伏:種まき、療養、遠行、男女の和合など、全て慎むべき日。
  • 犯土:穴掘り、井戸掘り、種まき、土木工事、伐採など土いじりは一切慎むべき日。
  • 三隣亡:家を建てたり、大工のように高いところへ昇ったりすると不運が訪れるとされる日。
  • 天赦日:結婚、慶事などに最適な、大幸運日。
  • 十方暮:何事もうまくいかない厄日。
  • 天一天上:家さえキレイにしておけば、どこへ出かけても幸福な出来事に出会える日。
  • 不成就日:何かを始めても結果的にうまくいかない、願いが成就しないとされる日。

益々わからなくなってきました・・。
あまつさえ、さんりんぼう(三隣亡)以外は読むことすらできません。

一粒万倍日を最も身近で感じることができるのは、宝くじ売り場ではないでしょうか。
「本日、一粒万倍日」という幟を見たことがありませんか?
まあ、細かい理屈はこの際抜きにして、この幟が立っていたら、宝くじやロト6を買おう!というくらいの認識で良しとしましょうかね。

ここで・・・・、
この投稿を締めるつもりだったのですが、今日が「一粒万倍日&大安」 のW幸運日と知りました。しかも、年末ジャンボの発売期間中、W幸運日は今日だけ。

これは神のお告げなのではないかと思い、勇んで宝くじ売り場に行きました。
すると現地で知ったのですが、今年の年末ジャンボは3種類もあるんだとか・・。
迷った末に、一番大きな夢と一番小さな夢を、少しだけ購入しました。
自宅に神棚はありませんので、大晦日までの適した保管場所がないのですが、取り急ぎ、書庫の一番上に置いてある御朱印帳の上に納めておくことにしました。

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