月別アーカイブ: 2015年11月

45 遠路態々

漢字は奥が深くとても難しいですが、学べば学ぶほど新しい発見がありますね。
我々印刷業は文字を扱う商売ですから、漢字に対する知識は重要だと思っています。
漢検準一級の受検を断念した私が言うのもなんですが・・。

漢字は書くことはもちろんですが、読みも侮れません。
著名人が漢字を読み間違えてしまったネタもたくさんありますね。
最も有名なのは、麻生太郎さんの「みぞうゆう(未曾有)」でしょうか(笑)。

アナウンサーが生放送で漢字を読み違えてしまった、なんてことも結構あるそうです。
「訃報」を「とほう」
「西瓜」を「にしづめ」
「近藤勇」を「こんどういさお」などなど・・。

読売巨人軍の前監督・原辰徳さんの母校「東海大相模」を「とうかいおおずもう」と読んだアナウンサーもいたとか??

そういえば私にも苦い思い出があります。
社会人になってまもなく、会葬礼状の組版をしていた職人さんにこう尋ねました。

遠路たいたいご会葬いただき・・」ってどういう意味ですか?

すると、

「お前は大学まで出てるくせに、何を勉強してきたんだ!」
「遠路わざわざと読むんだ!」

文選の職人さんにひどく叱られました。

遠路態々

この字が読めませんでした・・。

昔の職人さんは、学歴なんかなくても漢字を良く知っていました。
そして、一日中立ち仕事に耐えうる体力も持っていました。
時代は移れど、私も、DTPオペレーターも、見習うべき点がありますね。

【補足】
文選とは活版印刷の工程のひとつで、原稿に従い、活字棚から活字を拾うこと。
一方、文選職人が拾った活字を並べ、組み版を整える工程を、植字といいます。

44 覆水不返

平成7年11月5日、私は34歳の時に結婚しました。
即ち、明後日結婚20周年を迎える訳です。

こういう節目を大事にするのは主に女性で、男はズボラなことが多いですね。
かくいう私も、数ヶ月前には「今年で20年なんだ・・」と意識していたのですが、暑さが一段落した頃にはすっかり忘れていました。

改めて思い出したのは、先日横浜で親友のたけちゃん夫妻と4人で食事をした時。
デザートのプレートに「20years Anniversary」と書かれてあったのです。
たけちゃんは、我々の20周年を覚えていてくれて、サプライズを仕掛けてくれました。
それにしても、友人から気付かされたというのは、我ながら情けなかったですね。

後日、20年という大きな節目ですから、記念に何か欲しいものを買ってもいいよ、とカミさんに言いました。

ところで、結婚20年は「ナニ婚式」と呼ぶのでしょうか?
そこを知ることがまずは道理だと思い、早速ネットで調べてみました。

1年目 紙婚式
2年目 綿婚式
3年目 皮婚式

いろいろあるんだなあ・・。

5年目 木婚式
6年目 鉄婚式
7年目 銅婚式

なるほど・・。徐々に硬いもの・価値あるものに移っていくのか・・。

10年目 アルミニウム婚式
15年目 水晶婚式
20年目 磁器婚式

じきこんしき??
正直、もうちょっと格好いいネーミングなのかと思っていました。
例えば25年目の「銀婚式」のように。

ひょっとして・・、20年ってさしたる節目ではないのか??
ということは・・、カミさんへのプレゼントは5年後の銀婚式でいいか??
何はさておき・・、男に二言が許されるか??