今日はゴルフコンペでした。
ここしばらくすっきりしない天気が続いていましたが、今日は運良く好天に恵まれました。
因みに、私の成績は、11人中8位・・・・。ダメダメでした。
このコンペは年に4回開催していて、1992年の第1回大会以来、ずっと私が幹事を務めており、今回は第99回目の大会でした。
そうです、次回は第100回という大きな節目を迎えるのです。
コンペの創設時、私はハンデキャップについて一計を案じました。
新ペリアは有り触れていて面白味に欠ける・・。
かといって、優勝すると3割カット、準優勝は2割カットでは無味乾燥だ・・。
ローハンデになった時のモチベーション低下を、どうにか回避できないか・・。
試行錯誤の末、以下の公式を編み出しました。
HDCP={(直近3走の平均グロス※+コンペでのベストグロス)÷2-72}×0.8
※ただし、優勝は0.8、準優勝は0.9、3位は0.95を乗ずる
具体的な例を挙げて説明します。
ベストグロス83の松山くんのここ3走の成績を以下の通りとします。
第93回大会 Gross 104→5位
第94回大会 Gross 95→6位
第95回大会 Gross 98→10位
上の公式に当てはめると、
過去3走の平均グロスは、(104+95+98)÷3 なので、99。
これに自己ベストを加えて2で割ると、(99+83)÷2=91。
で、72を引いて0.8倍すると、(91-72)×0.8=15.2。
第96回大会のハンデは、15.2ということになります。
もう少し続けます。
仮に、松山くんがハンデ15.2で臨んだ第96回大会を、Gross85で制覇したとします。
第96回大会 Gross 85 HDCP 15.2→優勝
すると、次の大会でのハンデはこうなります。
過去3走の平均は、{95+98+(85×0.8)}÷3=87 (優勝時は0.8倍)
以下、[{87+83)÷2}-72]×0.8=10.4
ハンデ15.2で優勝した次走は、ハンデが10.4に減少されます。
「優勝者3割カットルール」だと10.6になるので、大きな差はありません。
しかし、大きな違いは、3走後に現れます。
第97回大会 Gross 99 HDCP 10.4→10位
第98回大会 Gross 95 HDCP 10.9→6位
第99回大会 Gross 96 HDCP 10.5→7位
仮に97回、98回、99回大会の結果が上記のようだとすると、100回大会時のハンデは、
[{(99+95+96)÷3+83}÷2-72]×0.8=14.3 となります。
3大会はシングルハンデ寸前の厳しい状況でしたが、直近3走がハンデ計算の対象なので、4走後には優勝時のハンデカットから逃れられるため、復活することができるのです。
また、もうひとつの特長は、不調で大叩きが続いていても、直近3走の平均グロスに自己ベストを最後に加えて2で割るので、さほど大きなハンデにはならないことです。
同様に、優勝・準優勝と好位が続いた時も、自己ベストを足すことで極端なローハンデになるのを防ぐことができます。
24年前に私が考えたこの公式。
特許取得も可能な画期的計算方法だと、本気で思っているのですが・・。