039 偃武修文

6月21日、神社検定参級を受検しました。
サブテキストを疎かにしたために、試験当日に撃沈した話は以前に紹介しましたが、本日結果通知書が届きました。

なんと、合格でした!!

合格基準は、「100点満点中70点以上の正解者」なのですが、
「70点以上取得した受検者が全体の70%未満の場合は、全体の上位受検者の70%を認定します。」
という注釈があって、今回はこれに該当したようです。

正直、全体の点数が下がればチャンスがあるかも、と僅かな望みを抱いていました。
結果、認定点(合格点)が62点まで下がったため、私も合格の恩恵にあずかれた訳です。
他力本願の典型です。

送られてきたデータによると、最高点は100点。
満点です。天晴れです。

そして、平均点が70.7点。
ワタクシ、平均点に及びませんでした・・。
最終的には、自己採点を1点下回る65点でしたから・・。

しかし、
70点はとれなかったけれど、
平均点以下だったけれど、
おまけのような合格だけれど、
合格通知をいただくというのは、素直に、非常に、嬉しいですね。

以下は合格者に贈られる檜で作られた認定証です。
3級ですから自慢できるほどのものではありませんが、ちいさな宝物になりました。

IMG_4434のコピーのコピー

今回の受検を通して「知らないことを知ることは喜びである」と感じました。
これが最大の収穫でした。

なお、タイトルの偃武修文は「えんぶしゅうぶん」と読みます。
その意味は、「戦いをやめ、学問を重んじて平穏な世の中を築くこと」です。

今日が終戦記念日だとはいえ、大仰なタイトルを付けてしまいました。

しかし、かけがえのない多くの命が失われたのはわずか70年前のこと。
私の両親が既にこの世に生を受けていた時代です。

自らが望めば自由に学問ができる平和な世の中に感謝する。
年に一度くらい、そんな気持ちで過ごす日も必要なのではないかと思います。

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