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013 美酒佳肴

仕事中の昼食は、いろいろです。
会社で弁当を食べることもありますが、外食することの方が多いかと思います。

最も酷いのは、車を運転しながらパン等をかじることです。
時間がない時は、どうしてもこうなってしまいます。
もう若くないので、できれば昼食くらいはゆっくり食べたいのですが、忙しい時は、週に何度も「走り食い」になってしまうことがあります。
でも、忙しいのは有難いことですから、文句を言ってはバチが当たりますね。

近年、駐車違反の取り締まりが厳しいので、外食の際は駐車場の確保が必須です。
とはいえ、やみくもに駐車すると、「20分400円」みたいな料金もありますので、ランチ代が750円、駐車場代が800円みたいな事態に陥ります。

従って、駐車ができておいしいランチが食べられるスポットを自分なりにいくつか持っています。

そのうち、私の中で特殊な地位を占めているお店があります。
文京区にある「神名備」というラーメン屋さんです。
「かむなび」と読みます。

開店したのは1999年2月。
仕事中、偶然通りかかったのがきっかけで初めて入店したのですが、それがオープンしてまもないときでした。
ですから、私は「最も古くから通い続けている客」を秘かに自称しています。

神名備さんが好きな第一の理由は、お店の奥さんの人柄。
とにかく、接客が丁寧。そして、かゆいところに手が届くのです。

待合の椅子から店内へ誘導する時は、
「店内に段差がありますよ〜」。

会計を済ませて帰るお客には、
「自転車が両脇から来ますので注意して下さい〜」。

すべてがこんな感じなのです。

それから、客がオーダーしたものを全て記憶しているので、会計伝票が存在しないのです。
食べ終わった客がレジに行くと、オーダーしたメニューと料金を間違えることなく伝えます。
前述の通り、長く通っていますが、一度も金額を間違えられたことはありません。

一度、誉めて差し上げたことがあります。「良く全ての注文を記憶できますね」と。
すると、「何人も記憶するわけではないですから、大したことではないです・・。」
と謙遜されていました。
確かに、椅子が全て埋まったとしても12人程度ですが、私にはムリだと思います。

第二のお奨めポイントは、デザートがめちゃめちゃ美味しいこと。
マンゴープリンと杏仁豆腐、これはどちらもホント、絶品です。
「なんで?」と思った方、「町のラーメン屋で??」と思った方、一度食べてください。
一流ホテルの中華や、横浜・中華街の有名店を凌駕すること間違いないです。

第三のポイント、それは「安心」です。
化学調味料なし、国産を使用するなど、安全性にとても気を遣っているからです。
だから、値段は決して安くありません。
ラーメンとマンゴープリンを食べると、1,500円くらいになります。
加えて私は駐車料がかかりますから、決して安い昼食ではありません。

でも、キレイな店内で、気持ちの良い応対をしていただいて、おいしくお腹が満たされる、こんな幸せを味わえる対価として、全然高いとは思いません。

私のお昼に幸福感を与えてくれる神名備さんに、今後も通い続けたいと思っています。

補足:
ラーメンについて、何も言及していないことに気づきました。
もちろん、ラーメンも美味しいです。
醤油と塩がメインですが、ごまの酸辣麺もぜひご賞味いただきたいです。
お値段はヒ・ミ・ツ。

012 円転滑脱

先日、弊社の大切なお得意様で業者会が行われました。
出入りしている業者が年に一度集い、お客様も含めて交流を深めています。

総会後に行われる懇親会では、毎年ゲストを招き、場を盛り上げていただいています。
以前には、1990年代にジュリアナ東京の「お立ち台の女王」と呼ばれた荒木師匠こと荒木久美子さんにも素晴らしいステージを披露していただきました。

その懇親会で、ここ数年、私が司会進行を仰せつかっています。
理由は「経費節減」。
以前はプロの司会者を招聘していたのですが、その費用をもっと有意義に使おう、ということで、何故か私にお鉢が回ってまいりました。
タイトルのように円転滑脱とはいきませんが、仕方ありません。経費節減ですから。

今年のゲストは「サムライローズ」さんでした。
簡潔にご説明すると、今年結成5周年を迎える「アラフォーアイドル」です。
メンバーの居住地域は北海道から九州、アラフォーと言えど年齢は35〜59歳とバラバラ、職種も家庭環境も人生観も様々ですが、「元気にみんなで一緒に輝こう」という想いで集まった「大人の遊園地」という感じでしょうか。

私もこの懇親会ではじめてその存在を知りました。

司会を務める以上、事前リサーチも重要です。
オフィシャルホームページを覗いてみました。
これまでの経緯や今後のイベント内容等を確認。もちろんメンバー紹介ページもチェック。
「ん・・、確かに年齢層は幅広いな・・。」

ただし、当日お越しになるのは5名。
北海道や関西以西在住のメンバーが来る可能性は低いと見て、東京近郊のメンバーが紹介されたページをプリントし、どなたにお会いできるのか楽しみにしていました。
(実際には長野からお越しになったメンバーもいました。)

そして、懇親会の日。

開会30分前に打ち合わせをしました。
初対面の印象は・・・、

「あら、意外に可愛い・・。」

「意外に」は失礼ですが、メンバーは魅力的で、楽しいステージを見せていただきました。

AKB48は「会いに行けるアイドル」をコンセプトとし、チームごとに日替わりで公演を行うことが特徴とされています。握手会、総選挙など時代の象徴とも言える彼女たちに夢中になる若者達。
しかし、私にとっては娘のような年代です。どうしても、親の目線で見てしまいます。

一方、アラフォー世代のサムライローズには、現実感を感じたのです。
年齢が近いことが大きな要因なのでしょうね。

皆さんも青春時代、好きになったアイドル歌手がいたのではないでしょうか。
(因みに私は麻丘めぐみさんが好きでした)。
サムライローズは我々が若い頃夢中になったアイドルと、現代のアイドルAKB48の足し算みたいという思いを抱きました。あまり上手な表現ではありませんが・・。

今回お会いできたメンバーは、美原さん、いぬきょんさん、Pinkyさん、森の妖精さん、ホームセンターBlueさんの5人。皆、アイドル意識もありながら、大人の良識は備えていて、でもまだまだ元気で躍動したいというエネルギーを発散していました。

紅白出場。
決して夢ではないと私は思っています。

閉会後、メンバー全員の写真入り名刺をいただきました。
しかも、私だけ。
ま、司会を務めたご褒美ですかね。

そうそう、荒木師匠の写真入り名刺、これも大事に持ってます。

011 清澄白河

弊社は東京都江東区平野2丁目にあります。
最寄り駅は清澄白河駅です。
都営大江戸線と東京メトロ半蔵門線が通っていますが、開業したのは平成12年12月12日(何だか縁起がいい)ですから、駅としてはさほど歴史はありません。

それまでは、東西線の門前仲町駅か都営新宿線森下駅まで行かねばならず、決して便利な地域とは言えませんでした。

この付近で最も有名なのは、「深川七福神」。
お正月の時期には、多くの人が散策している姿を見かけます。

また、お寺が多いので、お彼岸のころも賑やかになります。
東京都現代美術館や木場公園、清澄庭園など有名どころもあるのですが、どうしても地味な印象は拭えません。

さて、弊社のすぐそばに、明日セブンイレブンが新規オープンします。
至近距離にコンビニがなかったので、少し便利になるな、と思っています。

一方、今日の夕方、弊社から徒歩数分の場所に、人だかりを発見しました。
見ると、おしゃれな建物で、なんらかのショップが開店したような印象でした。
車を停めて様子を眺めたのですが、詳細は分からずじまい・・。

帰宅後、ネットで調べてみると、「オールプレス・エスプレッソ」という店のよう。
正確には「オールプレス・エスプレッソ・東京ロースタリー&カフェ」といい、このコーヒーショップ、ニュージーランドでは最も有名なコーヒーブランドだそう。
正式オープンは来月になってからみたいなので、今日は関係者を招いての祝賀会、といったところでしょうか。

そういえば、『ブルーボトル・コーヒー』という店が、今秋日本初出店の予定で、なんとその場所も清澄白河だとか。
サンフランシスコではPhilz Coffee, Ritual Coffee Roasters, Four Barrel Coffeeと共に4大コーヒー店と称されている有名店で、創設者であるジェームス・フリーマン氏は、味はうまいがマニュアル化され効率化されたスター◎ックスコーヒーを嫌い、一杯一杯心を込めていれるんだとか・・。

こりゃ、セブンイレブンどころじゃなくなってきました。

表参道なんかもう古い、これからは清澄白河だ!なんてことになって、
コーヒーショップに続いて、パンケーキ屋さんや話題のスイーツの店が大挙出店し、
今日はヒルナンデス、明日はスッキリ、明後日は王様のブランチと連日取材陣が訪れ、
るるぶ清澄白河が創刊されて、
来春の月9ドラマの舞台は清澄白河に決定!なんてことになって、
次作「男はつらいよ」の副題が「寅治郎、下町深川慕情」に決まって、
武井咲が「最近、清澄白河の美容院に変えました」なんて吐露しちゃって、
AKB48が清澄庭園で新曲PVのゲリラ撮影を強行しちゃって、
ビッグダディが新しい奥さんを連れて転居してきて、
2020年の東京オリンピックでは、外国人観光客であふれかえって、
弊社もちょっと売上が上がって・・・・。

いや〜、あるある。
あり得る、これは。

でも、ブルーボトル・コーヒーが、今後、六本木や渋谷にも出店を検討している、なんて聞くと、「清澄白河なんかじゃダメだ」とばかり、早々に店をたたんだりしないといいなあ、と、開店前から妙に心配になったりもします・・・・。

010 門前成市

以前、酒々井のアウトレットでポップコーンを購入したことがあります。
印西市にあるお得意様へ行く前に、ちょっと足を伸ばして行ったのです。
到着したのは11:00頃。もちろん平日。
30分ほど並んで、お客さんへの差し入れと会社へのお土産を買いました。

お代は7,500円ほど。
ポップコーンに7,500円!!??
なんかちょっと違和感を感じました。

そして、三連休最終日の今日、木更津のアウトレットに行きました。

73店舗が新規開店し、合計248店舗にスケールアップしたのが先週です。
しかも、子供達は夏休み。
早めに行って、早めに帰ってこようと決めました。

自宅を7:30に出発。宮野木JCT付近で30分程度の渋滞がありましたが、9:00過ぎに現地に到着しました。

普段は10:00開店ですが、連休中は30分早くOPENするとのことで、開店まで20分と少し、駐車場で待ちました。

そして、9:30に入場。
まずは、新しくOPENしたエリアに行ってみました。

「そういえば、この辺にポップコーン屋さんが出来たんだよなあ・・。」
「酒々井のポップコーン屋さんとは違うお店なんだよなあ・・。」

と思った瞬間、すごい行列が目に飛び込んできました。
先頭から最後尾まで、人の列を目で追いました。
そして、看板が目に入りました。

「120分待ち」

開店して、まだ5〜6分です。
その人気ぶりに、ただ唖然としてしまいました。
日本人ってそんなにポップコーン好きなのかしらん。

009 華燭之典(3)

最近、披露宴を行わないカップルが多いようですね。
ちょっと前は、媒酌人を立てない披露宴が多いと聞いていたのですが、披露宴そのものが少なくなってきたようです。

私の場合は、大学時代の恩師に媒酌人をお願いして、披露宴を行いました。
披露宴をしない、という選択肢はなかったですね。

披露宴には110人以上の方にご参列いただきました。
司会は以前紹介した私の友人の「プロフェッショナル」にお願いしました。

友人からは、
「お前、みっともないから泣くんじゃないぞ。」
「カミさん、普段から泣き虫だから、絶対に泣くだろうな」
などと冷やかされていましたが、ふたを開けてみると、終始笑顔笑顔でした。

だって、100人以上の人達が、我々を祝福するために集まってくれて、何をするにも我々が主役なんですから、それはそれは至福の境地でした。
正に自分たちを中心に地球が回っていると勘違いしそうな一日でした。

余談ですが・・、
披露宴にお招きした人数は新郎側:新婦側=6.5:3.5くらいの比でしたが、私側は友人が多く、カミさんは親戚の方が多かったので、集まったご祝儀は、新婦側の圧勝でした(笑)。

さて、友人の披露宴で司会や余興を数多く担ったことは既にお話ししましたが、仲人はこれまでに一度だけ経験しました。

仲人といっても、ハワイで挙式を挙げた後輩夫婦に付き添ったというもので、昔ながらの厳密な仲人とはほど遠いですね。

オアフ島のちょっと小高いところにある小さなチャペルで挙式をしました。
参列者は、新郎側が我々夫婦2人、新婦側は新婦の女友達2名でした。
式の夜は、アランウォンズという有名なレストランで食事会をしました。
少人数でしたが、アットホームでとても思い出深い一日となりました。

 

それから、披露宴で乾杯の発声も、かつて一度だけ仰せつかりました。
当時、弊社に入社まもない男性社員の披露宴で、職場の上司という紹介でした。

上司といっても、まだ弱冠32歳。
乾杯って、もっと年配の方が似つかわしいですね。
自分にはちょっと場違いな感じがしました。

因みに、その時の仲人は私の両親でした。
そうです、父と母の前で、乾杯の発声をした訳です。
そういう意味でも、ちょっとこそばゆい乾杯でした。

最後に、
私がこれまで唯一の仲人を務めたそのカップル。
残念ながら、今、ふたりは他人になってしまいました・・。
我々夫婦は、仲人に関しては「持っていない」みたいです・・。

008 華燭之典(2)

先日の続きです。

「生ビールがあるじゃないか♪」
は小学校時代の友人の披露宴でした。
新郎側ではなく、新婦側の友人です。 

あ、正確には新郎新婦ではなく、新郎妊婦だったのですが(笑)。

そしてこの妊婦、じゃなくて新婦。
職業は司会者なのです。
披露宴やイベントなどでバリバリ活躍中のプロの司会者なのです。

当然、職場の方々も招かれています。

なのに、二次会の司会を、私にやって欲しいというのです。

「披露宴のスピーチはやるよ。でも司会はダメだよ、いくら二次会でも」

謹んでお断りしました。
当然です。
プロの司会者がたくさんいる前で、素人の私がどうして司会を務めることができましょう。

「披露宴の司会は、プロの仲間に交替でやってもらうの。でも、二次会はプロに頼みたくないの。お願いっ!」

新婦の押しに負けて、結局引き受けることにしました・・。

恥をかいてもいいや。
所詮素人なんだから。
プロのようにできるわけがないのだから。

文字通り開き直りました。

そして、二次会は始まりました。

その二次会でもうひとつ、私は大役を担っていました。

イメージビデオです。

なぜ私が制作することになったのか、正確な経緯は定かではありませんが、画像の編集が好きだったことが高じて、引き受けることになったのでは・・。

内容は、新婦の幼少時代から現在までの写真をつなげたスライドショーです。
しかし、当時はPCソフトでさくっと制作、という時代ではありませんでした。
ビデオデッキにまず音楽を録音し、それから音に合わせて静止画を取り込み、テロップはタイトラーいう専用マシンで入れる、という手間のかかる作業でした。

二次会の中で皆さんにご披露しました。
自分で作った映像を人前で紹介するのは初めてでしたから、非常に緊張しました。
上映中は、妙な汗が止まりませんでした。

上映が終わると、皆さんから暖かい拍手をいただき、ホッとしました。
すると、新婦のお父さんが、泣きながら私に握手を求めてきました。
「感動したよ!やるやるとは聞いていたけど、やるねえ、山田くん!」
新婦の父は、やや酔っぱらっているようでした(笑)。

そして、二次会のエンディング。司会の大役もそろそろ終わりです。
参加者みんなでアーチを作り、新郎新婦を祝福するという企画がありました。

「それでは皆さん、ここから2列に並んでいただけますか?」

と皆さんにお願いをしました。
列が長くなっていくと、ついに会場の反対側にぶつかってしまいました。

・・・反対側までいったら、こちらへ戻るように並んで下さい・・・

頭の中にそんなセリフが浮かびました。
でも、ダメです。禁句です。
「戻る」はNGワードです。

披露宴で使ってはならない言葉って結構あるんですよね。
別離を連想させる「別れる」「切る」「割る」「去る」「帰る」。
再婚を連想させる「戻る」「繰り返す」などなど。

「戻る」がダメなことは認識していました。
「お席にお戻り下さい」ではなく「お席にお着き下さい」と言うんだぞ、とシミュレーションもしていました。

しかし、今回は状況が違います。
向こう側からこちら側に戻ってこなければならないのです。
「こちら側へ戻る」以外になんて表現すればいいのか・・。
「こちら側へ帰ってきて・・」
あ〜、これもダメ。

頭の中、真っ白になりました。
私は適切なボキャブラリーを持ち備えていませんでした。

結局・・・、
「向こう側までいったら、こちら側へ戻るように並んで下さい」
マイクでしゃべってしまいました・・・。

そうしたら、私の近くにいた新婦の職場の同僚、即ちプロの司会者の方が・・・、

「今、司会の方がおっしゃったように、向こう側の壁まで到着したら、
 こちらへUターンして並んで下さい!」

まいりました・・。
脱帽、なんて表現では足りません。
その見事なタイミング、しかも、私に配慮した、優しい言い回し・・。
プロはやっぱりすごかったです・・。

お開きになってから、その方にお礼を申し上げに行きました。

・・口にしてはいけない言葉だとは知っていました。
でも私には適した表現が浮かびませんでした。
助けていただいて有難うございました・・。

すると、

「NGワードと知っているだけですごいことです。全体的にとても立派な司会ぶりでした。間の取り方が上手で、我々プロも勉強になりました。」

上手だったはずがありません・・。
立派な訳がありません・・。

上から目線という言葉がありますが、そんなかけらもありませんでした。
こういう所作ってステキだなあ、と感じました。

あれから、20数年。
まだまだ年齢相応の分別がない自分に、ハッとする思いです。
深く自省が必要です・・。

007 横浜国大

今日は土曜日でしたが、出勤しました。
普段は朝5時に起きるのですが、今朝は6時。
ちょっとだけ朝寝坊して出勤しました。

朝刊を読むヒマがなかったので、帰宅してから読みました。
すると、主婦と生活社から「CHANTO」という雑誌が創刊され、表紙は「阿部哲子さん」だという広告が目に入りました。

阿部哲子さんって、元・日テレのアナウンサーで、たしか、私の大学の後輩じゃなかったっけ?

調べてみるとやはりそうでした。
15年以上離れていますが、横浜国立大学経営学部卒業のようです。
私の、もろ、後輩です。

うちの大学の卒業生、たま〜にテレビで見ることがあります。

例えば、オリラジのあっちゃんと結婚した福田萌さん。
この方も横浜国立大学経営学部卒業。

それから、眞鍋かをりさん。
この方は横浜国立大学教育人間科学部卒業。

また、俳優の加藤雅也さんとB’zの稲葉浩志さんは、ともに教育学部卒。
元・国土交通大臣の馬淵澄夫さんは工学部卒。
今大人気の俳優・西島秀俊さんは工学部中退とか・・。

小さな大学なので、仕事先で先輩後輩に巡り会うことは希有です。
しかし、一度だけ、偶然先輩と遭遇したことがあります。

その方は、車関係の一部上場企業のお客さん・M部長さんです。
ちょっと話しかけづらい雰囲気を持った方で、まだ若かった私は、とても冗談など口に出せませんでした。

あるとき、納品した商品に対して、ちょっとしたトラブルになりました。
私としては問題ないと自信を持っていましたが、M部長さんは不満を抱き、何度かご説明に上がりましたが、解決には至りませんでした。

「結構泣いてる業者さん、いるよ・・」とは部下の女性Kさんの話。

ちょっと重たい気持ちのまま、この日もM部長を訪ねました。
すると、部長の机の端に見たことのある冊子が置いてありました。

「んん?うちの大学の同窓会誌じゃないか???」
意を決してお聞きしました。

「M部長、ひょっとして横浜国大のご卒業ですか?」
なんでそんなことを聞くんだ、と言わんばかりの険しい表情。

「あの、私、昭和59年経営学部卒業なんです」
すると、M部長が今まで見たことのないような笑顔で私を見ています。

「おい、コーヒーでも飲むか?」

その後は言うまでもありません。
大学の後輩として、私をすごーく可愛がってくれました。

やっぱり学校の先輩後輩って、時を超えた絆があるんですね。

逆に、もし同じ大学の繋がりがなかったら、M部長とどうなっていたのか・・。
考えると、今でも冷や汗がでますね。

宮本部長、有難うございました。
(思わず本名で書いてしまった・・。)

006 華燭之典(1)

6月になりました。
6月といえば、梅雨、夏至、株主総会、日本ダービー・・。

そういえば、June Brideなんて言葉もありますね。
皇太子様と雅子様とご結婚されたも、たしか6月だったと思います。

思い返してみると、私は友人の結婚式に25回ほどお招きいただきました。
回数として多いのか少ないのか、平均値はわかりませんが、大学を卒業してすぐにオヤジの会社(零細企業)に入社した私には、会社の同僚という存在がおりません。
従って、出席したほとんどは、仕事とは関係のない友人の披露宴です。

そして、特徴的なことがひとつあります。

何もしなかった披露宴が、「2回」しかないのです。

何もしないというのは、司会・祝辞・歌など何の役目も仰せつかることなく、食事を楽しみ、新郎新婦の門出を祝福していればよい、という意味です。

何かしら、お手伝いをしたことの方が圧倒的に多いのです。

これまでで最も印象的だったのは、小学校の友人の披露宴&二次会。
まず、披露宴では「余興」をリクエストされ、しかも真面目なのはNGだと。
楽しいものにして欲しいと。
格調高いものを求めるなら私にお鉢が回ってくることはありえないので、当然と言えば当然です。

いろいろ考えました。
年齢に関係なく、会場の皆さんが喜んで下さる一芸はないものかと・・。

思いついたのは、当時流行っていた、キリンビールのコマーシャル。
女優の鈴木保奈美さんが草野球のキャッチャーに扮して出演していて、バックに流れていたのは細川たかしさんの「応援歌、いきます」という曲。

「生ビールがあるじゃないか♪」

覚えていませんか?
あっ、1991年5月発売の曲だから、若い人はムリですね・・。

で、話は披露宴に戻ります。

司会者から紹介を受けて、マイクの前へ進み、まず、服装のお詫びをひとこと。
私は背広の襟を立てて片手で押さえ、シャツが見えないよう隠していたのです。
あとで理由が明らかになるので、もうしばらくこの状態でお許しを、と事情説明。

そして、祝辞をスタート。
仲間しか知らないエピソードを交えて、面白可笑しくお話ししたら少し笑いもとれて、
出だしは上々かと・・。

頃合いを見計って、カラオケをスタート。
そこで歌わせていただいたのが、前述の「応援歌、いきます」。

細川たかしさんの歌ですから、当然演歌です。
しかも、サビの部分はCMで有名でしたが、歌い出しはあまり知られていないようで
「このあんちゃん、なんで演歌を歌い始めたのやら」みたいな雰囲気が満ちあふれ・・。

そして、歌がだんだんサビに近づいてきました。

そう、襟を立てていたのは、このサビのためでした。
実は、出番の30分前にトイレに行き、礼服の下に、当時所属していた草野球チームのユニフォームを着ておき、見えないように隠していたのでした。

CMで有名な「生ビールが あるじゃないか♪」の歌詞の寸前、背広を脱ぎ、ユニフォーム姿を披露。
もちろん忍ばせておいた揃いの帽子も着用。

「あ〜、保奈美ちゃんがユニフォーム着ているビールのCMの曲だあ!」

会場のほとんどの方がわかってくれたようでした。

そして、2番のサビでは、ユニフォームを一枚脱ぎました。
そうなんです、夏用と冬用の2枚のユニフォームを重ね着していたのです。
もちろん、帽子も重ねてかぶっていましたよ。

自分で言うのも何ですが、会場は結構盛り上がってくれました。
結構時間を掛けてプランニングしたので、報われた感じがしました。
しかも、出番が来るまで、結構暑い思いをしていましたから。
背広の下に、ユニフォーム2枚ですから。
しかも、片手は押さえていたから使えないわけで、料理食べるのも不自由でしたから。

でも、皆を笑わせる、周囲を和ませるって、ステキなことですよね。
零細企業の社長として、会社の雰囲気を良くすることに努めないといけないと思いますね。

そうそう、例の「応援歌、いきます」の歌詞に「ぐっといこうよ 中村くんよォ」というフレーズがあります。

ここ、新郎の名字に歌詞を変更して歌ったのですが、ちょっと古典的でしたね(笑)。

そしてこの披露宴、二次会でもいろいろありました。
後日、書きたいと思います。

005 福山雅治

今日は土曜日。
東京ガスの方がマンションに来て、ガスレンジ等の交換について10時から説明会を開くことになっています。

新築時に引っ越してきて早10年以上。
いろいろガタがきています。

「あー、いろいろ重なるんだよねー。」
と、うちのカミさん。

「何が重なるの?」

「今日福山さんのコンサートチケット発売なのよ、10時からなのよー。」

ガスの説明会とモロかぶり。
以前、親戚の告別式と発売日が重なったこともあるらしい。

「とーさん、一応置いておくね♥」と、新聞の切れっ端。
そこに書かれていたのは、「福山雅治HUMAN キャンセル分チケット発売決定!」。

キャンセル分って、何枚あるのやら・・。
ま、朝からしていた仕事も一段落したので、電話してあげるか。

10時ジャストからコードレスの子機でダイヤル。
当然つながるはずがない。
スマホも持ち出して、2台操作。
テレホンオペレータみたい、なんて思いながらリダイヤルの嵐。
しかも、説明会に行ったはずのカミさんは掃除機かけてる。
「ったく、オレに委ねるなよ・・。」

10:04。

「ガイダンスに従って操作して下さい。」

「かーさん!つながったよー!!!」
気がつけば掃除機に負けないほどの大きな声をだしている自分。
いい歳してオヤジも少なからず興奮状態。

結局S席2枚、チケットが購入できました。
カミさん、少女のように小躍りして喜んでいたなあ。
まあ、いいことしたんだろうなあ・・。
今夜の晩飯、一品増えるかなあ・・。

004 杞人天憂

私、スタバが大好きです。
「グランデサイズのカプチーノ、低脂肪で」
これがいつものセリフです。

今日、日本橋近辺のスタバに行きました。
注文を終えて商品を待っていると、私の前には大柄な外国人男性。
最初は、ふつーに待っていたのですが、突然カウンターに肘をついて、そう、「クイズ100人に聞きました」の関口宏のように肘をついて、店員さんに話しかけました。

話しかけられたのは、20代前半と思しき女性店員さん。
ワタクシ、とっさに思いました。

「店員さん、どうするんだろう・・・」

そしたらその女性店員さん、そんな私の心配をよそに、ネイティブに負けないくらい流暢な発音で、見事な会話のキャッチボールをはじめました。
それはそれは見事なイングリッシュでした。

ハバ ア ナイスデー!

なんて会話を最後に、外国人男性客は笑顔で店を出て行きました。
残されたワタクシ、なんとなく、敗北感を感じていました。

もしかして、あの店員さん、日本人じゃないとか?

ひねくれた、そして根拠レスな思考が頭に浮かんだその時、
「グランデサイズの低脂肪ミルクでお作りしたカプチーノお待ちのお客様ぁ」

ああ、私だ。
しかも、日本語上手・・。
ネームプレート見たら、
「Mariko」。

まちがいなく大和撫子でした。
素敵な店員さんでした。