私は年に一度は京都を訪れますが、楽しみの一つは「お菓子」です。
お酒が苦手な私にとって、京都の様々なお菓子は非常に魅力的です。
お気に入りのひとつは、村上開進堂のロシアケーキです。
ロシアケーキという名ですが、いわゆるケーキではなく、クッキーです。
その食感はややしっとりとしていて、サクサク感はなく、口悪く表現すれば「湿気てる?」とも言えます。
味は、ひとことで言えば、素朴。
手作りなので、どことなく不揃いなところもあります。
しかし、唯一無二のおいしさです。
カミさんにも好評です。
また、村上開進堂には、もうひとつ「予約制」のクッキーがあります。
こちらは缶に入っており、サイズは大と小があります。
価格はたしか6,000円と4,500円。
送料が別途必要なので、なかなかのお値段となります。
今年1月、家族で京都を旅行した際、はじめてクッキー缶(小)を予約しました。
宅配便の送り状を書きながら、だいたいの納期を尋ねると・・、
「およそ3ヶ月待ちとなります。」
若い女性スタッフに京都弁でさらりと言われ、ビックリ。
ゴールデンウイークの楽しみが増えたと思えばいいかと思い直し、会計を済ませました。
それから時間は流れ、先週木曜日。
遂に到着いたしました!
忘れかけていたころに到着、といった感じです。
味わいのある包装紙を解くと、これまた風情のある和紙のあて紙と水引。
捨てないで、本のカバーにでもすれば良かったか・・。
そして、3ヶ月掛かってのご対面です。
クッキーが、缶にぎっしり詰まっていました。
肝心のお味は、甘すぎず、大人のクッキーという印象です。
全部で11種類ありますから、いろいろな味を楽しめますので、ついつい止まらなくなります。
到着して数日。
殊の外、缶の中が減っています。
このままでは、ゴールデンウイークまでになくなってしまう可能性も出てきました・・。