サッカーワールドカップロシア大会が始まりました。
私は野球少年でしたので、サッカーについてはあまり詳しくありませんし、熱狂的にはなれないのですが、さすがに昨日のコロンビア戦はテレビ観戦しました。
新聞各紙が歴史的勝利と掲載していましたが、まさにその通りですね。
FIFAの公式サイトでは、どのように報じられているのか覗いてみると、トップページには、決勝点を決めた大迫選手の写真とともに、以下の文字が躍っていました。
Hosts march on as Japan, Senegal break new ground
後半のセネガルに関する文言は置いとくとして、「Hosts march on as Japan」の意味が全く理解できません・・。
「Hosts」がまず分かりませんし、「march on」を見て「3月に何かあったか?」と思う始末です。
英語力の無さに愕然とするばかりです。
でも、その後の文章はそこそこ理解できました。
世界ランキング61位の日本と27位のセネガルが、16位のコロンビアと8位のポーランドに各々勝利した。
侍ブルーは、試合開始早々3分、相手選手のハンドで1人有利な状況になったが、これは1986年メキシコ大会のバティスタ選手に次いで、ワールドカップ史上2番目に早い記録だ。
みたいなことではないかと・・。
それはそうと、この試合は、スポーツは何が起こるか分からないことを如実に示した一戦になりましたね。
開始早々に相手チームにレッドカードが出て、PKで先取点を獲得すると、誰が予想し得たでしょうか。
「10人の相手に勝っただけ」という辛口のコメントもあったようです。
しかし、私は選手たちは立派だったと思います。
その理由は、想定外の事態に対応できたからです。
失うものなど何もないと思っていたら、相手が先に1点プレゼントしてくれた。
そして、人数も有利な状況になった。
しかも、試合はまだ始まったばかり。
苦戦と予想された一戦が、はからずもその様相をガラリと変えてしまったのです。
予期せぬ状勢となったにも関わらず、勝ちきった日本代表選手は、賞賛に値すると思います。
正直なところ、「どうせ負けるんだろうけど・・」と思いながらテレビを見ていました。
イギリスのブックメーカーが公開した勝敗オッズは、コロンビアの勝利が1.70倍、引き分けが3.50倍、日本の勝利は5.50倍でしたから、私の諦めモードは、まんざら間違っていなかったのかも知れません。
そんな時、私の尊敬する大先輩が、「諦めないけど頑張らない姿勢が好きだ」と仰っていたのを、ふと思い出しました。
最近、仕事で諦めていたことはなかったか?
諦めていないことと、頑張っていることを、履き違えていないか?
サッカーの試合結果が、日常を見直すきっかけになりました。